大問2⃣では世界地理の問題が出題されます。
ここでは詳しい勉強方法と解き方のコツをまとめておきます。
得点の可能性は十分ある単元なので、しっかり準備しておきましょう。
世界地理の対策は大問1⃣ので設問でもしているので見ておいてくださいね
解説動画をアップしました(ブログ本文とは別の内容です)
社会大問2⃣の傾向とポイント
大問2⃣の世界地理は5点の選択問題が3問の配点15点問題で、傾向は以下の3つ。
- 気候や自然環境に関する問題
- 時差に関する問題
- 産業と貿易に関する問題
さらに分類すると2つのタイプに分けられます。
知識タイプ:気候や産業、輸出入品の特色からどの国なのかを解答する問題
読解タイプ:図や表、グラフといった資料の内容を正しく説明したものを解答する問題
理科も同じことが言えますが、とにかく比較させる問題が中心です。
グラフの見方や各国ごとの輸出品、生産量など覚えておきましょう。
都立世界地理の解き方のコツ
各分野ごとの解き方についてまとめました。
傾向は限定的なので、3問あれば2問正解できるようにしましょう!
①気候や自然環境に関する問題
世界地図上の位置から、地域ごとの特色を見抜くことが重要です。
まずは雨温図(気温と降雨量が書かれているグラフ)の読めるようになりましょう。
雨温図ってそんなに重要なんですか?
過去問を解いてみるとわかりますが、毎年100%出題されています!!
教科書でも各地域ががどんな特徴なのか書いてあるので必ず覚えてください。
熱帯や寒帯など地域差で決まっているので、何地帯なのかも併せて覚えましょう。
②時差についての問題
「なぜそうなるのか」の理由を答えられるようにならなくても解ける問題です。
以下の3つのことだけ最優先で覚えてください。
- 日本は東経135度にある。
- 東は時間が進む、西は時間が戻る。
- 経度15度につき1時間時差が出る。
これが分かっていれば地図は載っているので、計算で求めることができます。
時間差を見るポイントが日本なら日本から、別の地域からならそこから数えて計算しましょう。
③産業と貿易に関する問題
グラフや文章から国や都市、地域の組み合わせを答える問題です。
毎年出ている出題形式なので、対策必須です
勉強しておくべきことは以下の内容です。
- 各国の産業や貿易の特色
- 資料から国の名称を判断する
- 表やグラフの特徴と各地域の比較
- 文章に対して必要な数値を読み取る
- 割合を計算する方法
これらができないと解くことは難しいです。
世界地図中の輸出、輸入でよく出る国の位置は把握しておきましょう。
また、国ごとの主な産業(水産、鉱産、電子部品など)は第3位まで覚えましょう。
まとめ
「暗記だから」と後回しにしがちな単元です。
ですが、範囲は中間期末テストとは違い3年間分から出題されます。
時間は有限なので、今のうちから学校のノートなどまとめなおしておくといいでしょう。