2022年の都立入試(2021年に中学2年生の子たち)から、英語の入試にスピーキングテストが始まります。
延期もあったりしましたがいよいよ来年に控え、情報がたくさん上がってまいりました。
前から説明されていましたが、何か変わったことでもあったんですか?
なんと、都立高校の合格判定が変わります
今回は新たにあった発表内容のまとめと、今後どうしたらいいかについてまとめました。
以前の記事と併せて参考にしてみてください!
都立スピーキングテストの概要と対策 都立スピーキングテストと英検の2次試験の似ているところどんなテストか
以前の記事でも書きましたが、英語 4 技能のうち「話すこと」の能力についてのテストになります。
事実や自分の考えについて英語で話すということですね。
質問の文章が表示されたり音声が流れたりするので、それに対して答える、ということです
テストの名前は【ESAT-J】っていうんですね
どうやってテストするのか
タブレット端末を使用して、解答音声を録音をする形になります。
受験生全員の言葉とその場で聞くわけにはいかないですもんね!
音声のデータをとってあとで確認するということですが、録音ミスとかあったら怖いですね、、
いつテストがあるのか
令和4年11月27日(日)に実施です。
その日に受験できなかった場合の予備日が12月18日(日)にあります。
また、7月下旬から9月上旬に申し込みがスタートします。
もう夏ごろには動き始めなきゃいけないわけです。
なにより年越し前に受験があるというのが印象的です。録音を聞くために早めているんですね
スピーキングテストだけは早めに準備始めないと怖いです…
どこでテストするのか
受験そのものは外部会場で行います。
令和3年のプレでは中学校(508 校)、都立高校(64 校)、民間施設(1 会場)で行うみたいです。
今後の感染症対策次第ではありますが、この後書く選抜方法上中学校で受験する可能性も十分ありますね。
どうやって点数にするの?
提供を受けた結果を中学校が生徒の調査書に記載することになっています。
調査書は、志願している都立高等学校へ提出するものです。
つまり中学校の先生が評価をつけて提出するのです。
そして評価の段階はA~Fまでとなっていて、評価によって総合得点に追加する点数に変換されます。
A評価であれば20点満点が加算されて、C評価だと12点が加算されるんですね
第一次募集・分割前期募集以降の選抜の後に提出することになっています
総合得点の計算はどうなるの?
ここがもっとも変更の大きい点です。
今まで都立高校の受験では1,000点満点で合格基準が作成されていました。
学力調査点を500点を700点に換算。
調査書店65点満点を300点に換算。
その合計点が1,000点満点だったわけです。
この1,000点満点にESAT-Jの20点を加算して1,020点満点で合格判定を行うこととなりました
※分割後期募集、第二次募集は6:4での検査ですが、同様に20点加算されます。
ESAT-Jが受験できなかった時はどうするの?
やむを得ず受験できない場合もあるでしょう。
その場合は特別な措置が設定されています。
ESAT-Jを受験しなかった生徒も、東京都立高等学校入学者選抜において不利にならないように取り扱う。
当該不受験者の学力検査の英語の得点から、仮の「ESAT-Jの結果」を求めて総合得点に加算するという形になる予定です
それなら安心ですね!
辞退できるならした方がお得?
、、気づいちゃったのですが、スピーキングテストが苦手なら辞退したほうが得だったりしますか?
先ほどのを読むとそう感じるかもしれませんが、そうは言えません
どういうことかというと、「スピーキングテストを受けなくても学力検査点から仮に付けられるならそっちの方が点数たかくなるかも」みたいな考え方が可能かどうかってことです。
現状「感染が怖いから」の一言で辞退できてしまいそうですしね。
とはいえ今回の発表もまだまだ仮の設定です。
”中学3年生は全員受験”と明記されているように、基本的には当然全員受験です。
今後概要の追加の可能性も十分あるので、余計な期待はしないようにしましょう。
ESAT-Jの対策に関して
まずは内容が似通っているということでも、英検の3級や準2級の勉強をしておきましょう。
2022年には専門の対策塾やアプリなども流行り始めると思うので、それが出始めるまでにできる最善の方法です。
対策に関しては別記事にまとめてあるので参考にしてみてください。
都立スピーキングテストと英検の2次試験の似ているところ