志望校を探している時に、通信制高校というのを見たことがあると思います。
国内には通信制の高校が70校程度ありますが、どんな学校なのか分からないことも多いですよね。
ここでは都内の通信制高校の種類と内容についてまとめてあります
学校選びの参考にしてみてください。
通信制高校とは
そもそも高校には、次の3つの種類に分けられます。
- 全日制高校
- 定時制高校
- 通信制高校
この分類ごとに、さらに公立と私立とに分けられます。
どの学校も国から認められているので、卒業すれば「高卒」という学歴になるわけですね。
通信制高校の特徴
学校にはほとんど登校しません。
基本的には自分で勉強計画を立てて家で勉強する「自宅学習」です。
学校から送られてくる教材で勉強して、レポート(報告課題)を提出するんですね!
最近では分からないこともインターネットを使って自分で学習を進めることも増えました
単位認定試験が基本的な学習サイクルなので、自分に合ったスタイルで高校生活を送ることができます。
都内の通信制高校は
都内の通信制高校は新宿山吹、一橋、砂川の3校です。
いずれの学校も通信制以外に定時制の学校としても機能しています。
定時制の学校についてはこちらで解説しています。
都立チャレンジスクールの魅力一回も登校しないの?
スクーリングと呼ばれる面接授業をするために登校する時があります。
このスクーリングの回数は、学校によって週1回だったり年数回だったりします
学校ごとに調べておくといいでしょう。
チャレンジスクールとの違い
最大の違いは先ほども挙げた登校日数です。
通信制高校の登校日数は、週1回登校でも年間50回程度ですね。
それに対してチャレンジスクールは週5回登校します。
これはチャレンジスクールが不登校だった子が学校に通って再出発するための学校だからです
学校選びには大事な要素ですね。
チャレンジスクールはこちらでまとめてあります。
都立チャレンジスクールの魅力通信制高校に通っている人
通信制高校を選んだ人を挙げていくと、こんな人が多いです。
- 全日制高校が合わず転入してきた
- 高校に進学できなかった
- 高校中退して卒業できなかった
- 地元の高校に抵抗がある
- 働きながら高校卒業を目指す
他にもスポーツや芸術活動、芸能活動を主にしている人もいます。
通信制にいくことで高卒の認定を受けるためですね。
通信制の入試科目は
通信制高校は新宿山吹、砂川、一橋高等学校はいずれも同じ科目を受験します。
国語、数学、英語の3科目なんですね
通信制の高校には2学年時点でも入学できますが、その時の入試も同じです
※厳密には高校科目の国語総合、数学Ⅰ、コミュニケーション英語になります。
通信制高校の倍率
通信制高校の倍率は学年によって変わります。
1学年(新高校1年生)になるための入試は例年1.0倍を割ります。
入試を受けて合格できないということはありません。
ですが2学年(新高校2年生)から入学する場合は高めです。
倍率は1.3~1.6倍程度あり、都立一般入試と同程度の倍率になります。
まとめ
登校回数は少ないですが、スクーリングだけは必ず登校しなければいけません。
学校を選ぶ時は、登校が苦ではない地区にある高校を選択するべきでしょう。
他にも学校ごとコースは全然違います。
自分に合った学校を選ぶために、学校は自分で探せるといいですね。