本日、都立入試の出願取り下げ期間が終わり最終倍率が確定しました。
2020年の都立入試はこの倍率で受験することになります。
ここでは倍率の推移をまとめてあります。
また、ここから倍率決定後の勉強についても簡単にまとめたので見ておいてください。
令和2年度都立最終倍率
今年の倍率は以下のページから確認できます。
また、倍率が2.0倍だった学校は以下のように変わりました。
【男子】(取り下げ前)
⇒日比谷 2.24(2.26)
⇒三田 1.88(2.02)
⇒田園調布 2.20(2.30)
⇒雪谷 1.94(2.00)
⇒戸山 2.48(2.54)
⇒青山 2.38(2.51)
⇒豊多摩 2.00(2.10)
⇒石神井 1.92(2.00)
⇒上野 2.00(2.18)
⇒紅葉川 1.83(2.03)
【女子】(取り下げ前)
⇒日比谷 2.05(2.08)
⇒三田 2.42(2.75)
⇒田園調布 2.23(2.40)
⇒戸山 2.08(2.15)
⇒青山 2.25(2.35)
⇒広尾 2.26(2.41)
⇒松原 1.92(2.24)
⇒石神井 1.91(2.05)
⇒竹早 2.09(2.12)
⇒豊島 1.97(2.20)
⇒向丘 2.04(2.10)
⇒上野 1.89(2.02)
⇒竹台 1.81(2.39)
⇒日本橋 1.85(2.12)
⇒神代 1.96(2.11)
【単位制】(取り下げ前)
⇒新宿 2.03(2.01)
⇒芦花 1.88(2.05)
男子は三田、青山、豊多摩、田園調布が0.1ポイントダウンです。
また、上野と紅葉川が0.2ポイント程度ダウンしました。
女子は例年通り三田高校の倍率が大きく下がりました。
田園調布、広尾、松原、豊島、竹台、日本橋、神代も0.2ポイント以上大きく下がっています。
2.0倍を超える学校の取り下げが顕著に見られます。
単位制は新宿高校の倍率が上がり、芦花は0.2ポイント近くダウンしました。
倍率が決定してからは
倍率が決定した以上、今までよりいっそう勉強を続けないといけませんね。
しかしその為には、しっかり自覚しておかなければならないことがあります。
【倍率】は【難易度】ではない
倍率はあくまでも志願倍率です。
志望倍率とは、その学校に出願した人数を募集している人数で割ったものです。
100人の募集人数の学校に140人の志望者がいれば倍率は1.4倍ということですね。
ここで100人合格、40人が不合格になるわけです。
ただし、そもそも合格基準点に達していなければ合格はできません。
自分自身の実力勝負
仮に100人募集の中で200人募集があって倍率が2.0倍だったとします。
その中の200人全員が合格基準に達しているとは限りません。
これは自分にも言えることです。
ライバルは確かに多いですね。
でも結局、最後は自分自身が合格基準を大きく超えるしかありません。
倍率が低かったとしても本番で点数が低ければ合格できないでしょう。
合格基準をどのくらい超えるか
倍率が平均の1.4倍程度であれば、合格基準点から+40点程度取れていれば安心して合格できます。
もしも2.0倍であれば、+60~70点程度を目安に取るようにしてください。
1科目の平均点は15点アップ、問題数でいうと3問分ですね。
まとめ
志望校を下げても下げなくても、倍率がどうであっても最後は自分に点数次第です。
倍率が低ければ油断せずに勉強をしてください。
倍率が高ければ、1問でも多く正解できるように苦手の克服に集中しましょう。